【スケートボード&デザイン専攻在校生・山下京之助さんが、
ロックバンドTENDOUJIのMVに出演!収録現場でインタビュー】
バンタンデザイン研究所高等部には、突出した才能を持つクリエイターが数多く在学しています。
そのひとりが山下京之助さん。
「日本オープン・ストリート選手権」では3位に入賞。
PRIMITIVE、SPITFIRE、LAKAI、50/50 など名だたるブランドがスポンサーとして、
彼の活動をバックアップしています。
SNSフォロワーは、36.5万人超え(!)。
回転技が得意なことから「Japanese Ninja」「忍者スケーター」とも評されています。
今回、ご縁をいただいて人気ロックバンド「TENDOUJI」
の新曲MV出演のオファーをいただきました。
<TENDOUJIとは>
類まれなメロディーセンスと90年代のオルタナシーンに影響を受けた爆発力のあるサウンドを武器に、
全ての会場をハッピーなグルーヴに包みこむ4人組バンド。
2014年、中学の同級生であったモリタナオヒコ(Vo,Gt)、アサノケンジ(Vo,Gt)、
ヨシダタカマサ(Ba)、オオイナオユキ(Dr)により結成。
自主レーベル「浅野企画」を設立して、これまでフルアルバム3枚、EP3枚、シングル9作品をリリース。
「TRINITY B3 PARK & SHOP」にて行われた撮影現場からレポートします。
新曲のサウンドが流れると、デッキの腹部をスライドさせるトリック「ボードスライド」や、
「フィフティー・フィフティー」を軽快に決めていく山下さん。
また、デッキを縦に一回転させるトリック「キックフリップボードスタイル」、
デッキを横に回転させる「ビッグスピンボードスライド」など、難易度の高い技を軽々とメイクしていきます。
間近で見ていたTENDOUJIメンバーも「すげー!」と歓声を上げていました。
休憩中も、
モリタさん「何歳から滑ってるの?」
山下さん「3歳です」と、フレンドリーにコミュニケーションを取ってくださっていました。
現場は、ピリピリした緊張感というよりも、どちらかというとリラックスしたラフな空気感。
音楽、スケートと、それぞれが異なるジャンルを追求することで、
MVとしてのクオリティを高めている印象を受けました。
山下さんをメインに撮影するフィルマー小林氏は
「格好いい角度やポイントがあるので、その辺りを分かったフィルマーが撮影することが多いです。
京之助くんのすごいところは、とにかくトリックを全部決めてくれるところ。
なので、撮影は楽です。うまいスケーターでないと、こうスムーズにはいきません」
と絶賛します。
撮影の合間に、山下さんにインタビュー!
<KYONOSUKE YAMASHITA INTERVIEW>
――― コーディネートについて教えて。
ニットキャップ:LAKAI
トップス:PRIMITIVE
ボトム:TIGHTBOOTH
「ボトムは、友だちがやっているブランドです」
シューズ:LAKAI
ボード:PRIMITIVE
――― これまでに、アーティストのMVに出演した経験は?
「ないので、今回が初めてです」
――― 撮影の感想は?
「普通に楽しいです。自分のペースでやらせてくれるので」
――― 曲に合わせてトリックを考えるの?
「んー……自分のペースを大切にしながら、出すトリックを考えていく感じです」
――― これまでに、どんなメディアに取材された?
「『HIDDEN CHAMPION』や『EYESCREAM』という雑誌にインタビューを受けました」
――― 今後の目標は?
「卒業したら、世界大会で優勝してアメリカに住みたいです。
スケートボードをする環境としては、日本よりも整っていると思います」
――― 英語は喋れる?
「勉強しています。でも、会話ではノリとか雰囲気も大切な気がします」
――― バンタンデザイン研究所高等部を選んで良かった?
「そうですね。自分がやりたいことを自由にやれる環境だと思います」
東京オリンピックから、大きな盛り上がりを見せているスケートボード。
選手としても頭角を現している山下京之助さんから、今後も目が離せません。