高等部1年生&2年生の年度末制作展2022レポート!1年間の学びの集大成を、ショー&展示形式で披露。【バンタンデザイン研究所高等部】

高等部1年生&2年生の年度末制作展2022レポート!
2022年3月5日に、バンタンデザイン研究所高等部による年度末制作展が開催されました。
高等部1年生、2年生が参加する、日々の学びの成果を披露するイベントです。
展示コンテンツと、ショーコンテンツをダイジェストでレポートします。
<展示>
まずは、デザイナーズメゾン校舎へ。高等部生による3作品が展示されていました。
1、デザイン・映像専攻1年生 藤田直也さん「SKATE MOVIE by Keniti Ejiri」
藤田さんは、スケートボードのムービーを公開。フィルマーのスムーズなカメラワークに魅了されます。
2、デザイン・映像専攻1年生 高橋幸花さん「にげてにげて!!」
2Dアニメーションを制作した高橋さん。女子高生が逃げるシーンから始まり、物語の終わりでは、電車の中の女子高生と自由に泳ぐ金魚の線画とが融合します。
デザイン・映像専攻1年生 日置柊さん「Rise up」
PC専用ゲームの『VALORANT』をモチーフにし
「トップに立ち向かいトップを目指す」をコンセプトに映像を制作。プロ顔負けの3Dと、スピード感のある編集で
「高校生とは思えないレベル!」「もはや、仕事」など、コメント欄にも高い評価が書きこまれていました!
<SHOW BACK SATGE>
校舎を移動し、こちらは、ショー会場・セッションタワー校舎。
ショー開始まで、あと数時間……。
ショーリハーサルと並行して、作品のスチール撮影が行われていました。
高等部 ヘアメイク専攻2年生は「STORY」は、
ゴージャス、ダーク、ファンタジーの3つのシーンをヘアメイクで表現します。メンバーに、作品について聞きました。
梶川さん「森の中に棲む、非現実的な動物をテーマにしています。
黒いリボンを目元に巻いて隠し、角のヘッドピースをつけることで動物らしさを表現しました。もうすぐ本番なのでワクワクしています!」とコメント。
こちらは、美容師科1年生のヘアメイク室。
葛西さんは、「テーマは『聖ロザリア礼拝堂』で、『世界一美しいミイラ』をイメージしています」と、作品の意図を説明。
入戸野さんのテーマは2000年代のアメリカ。「1年生は初めてのショーです。
好きなテーマを決めて、自由作品を作れるので面白いです」と、明るい表情で準備を進めていきます。
クラステーマは、「7.9 Billion People」で79億人を意味します。
<SHOW>
いよいよ、待ちに待ったショーが開幕!
1.高等部 ファッションデザイン&スタイリスト専攻1年生
「民族」というコンセプトを、「VANTAN PARTY」というタイトルで表現。アイキャッチーなスタイリングがランウェイを飾りました。
「ヘレロ族」(十場さん)パッチワークをほどこしたロングスカートと、牛の角を模した帽子をかぶって颯爽とウォーキング。
「トゥアレグ族」(高木さん)は、藍で染めた青い服をまとうため「青の民族」として知られています。
「チェワ族」(桐渕さん)テーマは「動き」。幾重にも折り重なった生地が、伝統的な民族衣装をイメージさせます。
2.高等部 美容師専攻1年生 ・高等部 ヘアメイク専攻1年生
「PEOPLE」という全体コンセプトで1本のショーを構成しました。
美容師専攻は「7.9 BILLION PEOPLE」をテーマとして79億人が暮らす世界を表しています。
ヘアメイク専攻Aクラスは「好き放題」をテーマに、好きな人物、世界観を表現。
「海外セレブ」(依田さん)は、シックな色使いで海外セレブを表しました。
「Universe God」(吉見さん)は、「宇宙の神様」を想像し、20’sのテイストで仕上げました。神々しい!
ヘアメイク専攻Bクラスは「RE:BORN(リボーン)」をテーマに、伝統、流行、文化をヘアメイクで表しました。
「花魁」(長澤さん)「ずっと作りたいと思っていた」という花魁の世界を、あでやかに作りました。
「Punk Rock」(吉野さん)はね上げたアイメイク、トゲトゲしたヘアスタイルで、パンクロックの世界を表します。
3.高等部 美容師専攻2年生 ・高等部 ヘアメイク専攻2年生
高等部 美容師専攻2年生は「FREE STYLE」という一人ひとりが好きな世界観を自由に表現したショーを披露。
ランウェイのオープニングを飾ったのは、塚本さんの作品。ピカソの作品からインスピレーションを受けた作品は、四角く立体的なヘッドピースに目を奪われます。
海田さんの作品は「儚い感じ、縛られている感じ」をコンセプトに、無数に貼られた絆創膏が傷を癒している様子を表しています。
高等部 ヘアメイク専攻2年生は「STORY」をテーマとして、さらにゴージャス、ダーク、ファンタジーの3つのシーンをヘアメイクで表現。
観客の前で仕上げるデモンストレーションヘアメイクも行い、ライブ感満点!
「強迫観念」(北風さん)は、マリリン・マンソンをモチーフに、病的な雰囲気、ダークな世界観を表現。
呉本さんの作品は、ビビッドピンク、淡いピンク、黒などさまざまな「リボン」を付けたヘッドピースが印象的です。
「宇宙」(彦坂さん)は、縦に長く伸びたヘッドピースに目を奪われます。
カラーウィッグを重ねてニュアンスのあるカラーを作り、無数の安全ピンでアクセントを加えた、独創的な作品へと昇華させました。
<AFTER THE SHOW>
ショーを終えて……メンバーたちは集合写真&記念撮影に夢中です!
これまでの努力を称え合い、喜びのムード&達成感に包まれていました。
高等部 ファッションデザイン&スタイリスト専攻1年生を指導したスタイリスト・長田講師は、
「作品作りに情熱が注がれていて、とても良かったです!」とコメント。
また、ショーフィナーレを飾った「チェワ族」を制作した桐渕さんは、「元々は、一般的なケープです。
チュールやパニエを重ね、紐などをつけて民族感を出しました。あまり感動するタイプではないのですが、ショーを見て感極まっています!」とコメント。
こちらは、高等部 ヘアメイク専攻2年生は「STORY」でフィナーレを飾った佐藤樹さん。
「私は、ファンタジーをテーマに作品を作りました。ウィッグで作った帽子や、パールを使った半顔メイクなどゴージャスさもある作品に仕上げることができました。
イメージ通りにできてとても楽しかったです」と笑顔を見せます。
すべてのショーは、YouTubeでもご鑑賞いただけます!
ぜひ、バンタンチャンネルから【バンタンデザイン研究所】高等部 年度末制作展2022[東京]をチェックしてくださいね。
展示も、ショーピースも、クオリティの高い作品が数多く見られました
。1年間で培ってきた実践的な技術と、自由な発想力を、これからも磨き続けていってくださいね。
保護者様、お友だちからのポジティブな感想もいただけて、次年度へのモチベーションもアップしたはず。
ご来場・ご視聴くださった皆様、誠にありがとうございました!
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