<産学協同プロジェクト>「渋谷ファッションウィーク2024秋」開催!渋谷の街中で行われるファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」に在校生2作品が参加!
1 「渋谷ファッションウィーク2024秋」「SHIBUYA RUNWAY」に参加!
2014年以降、毎年春と秋に開催。
今秋は、「DIVERSE SUSTAINABILITY(多様なサステナビリティ)」をコンセプトに、
10月20日(日)にファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」を開催。
バンタンデザイン研究所在校生(以下メンバーと表記)2名が参加し、
渋谷の街をファッションで盛り上げました。
「SHIBUYA RUNWAY」の会場は、渋谷 文化村通り。
この日のために、特別に約90mのレッドカーペットが敷かれました。
ファッションショーは2部構成で、1部は、「想(おも)いをつなぐ・継承」がテーマの「THE VINTAGE」。
「水曜日のカンパネラ」詩羽さんの紫のキャミソール、
タレント・MEGUMIさんのグリーンのタイトスカートなどを、スタイリスト山崎早苗さんが、
現代的なビンテージスタイリングにアップデート。
また、『THE VINTAGE』連携企画として、「さらば青春の光」森田哲矢さんなど
タレントやモデルらの私物約200〜300 点が西武渋谷店にて販売されました。
ショー2部は、「THE INCUBATION」。
本ショーは、16年ぶりととなる制服リニューアルを控え、資源循環に取り組む東急電鉄株式会社と連携!
また、バンタンデザイン研究所OG・「old honey」デザイナー原まり奈氏を監修に、
「FASHION X」をパートナーに迎え、制服をリメイクすることでサステナビリティに挑んだインキュベーションランウェイです!!
バンタンデザイン研究所、文化服装学院など都内服飾専門学校5校に在籍する学生15名が全15ルックを披露。
さらに、駅員たちが新制服を着用して、渋谷の青空ランウェイを飾りました。
「THE INCUBATION」を終えたばかりのメンバーに、インタビュー!
2 藤嶋美都さん(バンタンデザイン研究所高等部 ファッションデザイン専攻 2年)/「playful my uniform」
―― ショーを終えて、手応えは?
「渋谷の大きな道路が埋まるくらい大きなレッドカーペットで作品を披露できて嬉しいです。
また、ファッションショーで自分の名前、作品名、ポイントがスピーカーからアナウンスされて感動しました。
なかなかない、貴重な経験ができたと思います!」
「ショーの全体テーマが『未来の制服』でした。個人的に、シャツの襟の形が好きなんです。
襟の形を上手く利用したいと思い、襟を斜めにして強調しています。
シャツでジャケットを表現している感じがこだわりです。
ボトムは、3日間の制作合宿では納得のいく仕上がりになりませんでした。
どうやってまとめよう?と考え、過剰なまでにフリル使うことに。
最初はチュールを使っていて、ジャケットと合っていなかったのですが、
フリルを使うことで上下のバランスが良くなり、playfulというテーマを表現できたと思います!」
―― いつ頃から準備を?
「デザインを考え終えたのは7月下旬です。
8月上旬に、古着倉庫に行き、大量の服の山から自分のデザインに合いそうな素材をピックアップして、
リメイクを始めました」
―― その後の制作フローは?
「8月にピックして、制作期間は1カ月間ほどありました。
でも、友だちの衣装制作や、バンタンデザイン研究所でのファッションショーの制作などが同時進行でした。
3日間、『THE INGUBATION』制作フォロー合宿があったので、
そのときに、メチャクチャ集中して進めました。
OG・『old honey』デザイナーの原まり奈講師にアドバイスしていただきました。
『限られた時間で制作したから、他の学生に比べて劣ってしまうんじゃないか?』
という心配もありましたが、最終的にいい感じにまとまりました!」
3 西結衣花さん(バンタンデザイン研究所 2年制週3日 ファッションデザイン学科 2年)/「17歳」
―― ショーに出た感想は?
「スムーズでした!他の服飾専門学校生の作品を見られて、刺激をもらいました!
技術力の高さ、アイデアの豊富さにビックリしました」
―― 作品のテーマは?
「『17歳』です。制服というテーマだったので、
モデル・冨永愛さんが制服のスカートをマイクロミニ丈にし、
ルーズソックスを履いた写真から着想を得ました。
『着崩し』もキーワードのひとつです」
―― どのようなキッカケで参加することに?
「去年も『渋谷ファッションウィーク』に参加させていただき、今年も『挑戦してみる?』と、
バンタンデザイン研究所スタッフさんから声をかけていただきました。
嬉しかったですし、去年は1年次で出たので、技術もそこまで培われておらず去年の方が大変でした!」
―― 作品のこだわりは?
「ネクタイがポイントです。また前が短く、後ろが長いのも特長です!腕も長くして違和感を出しました。
去年も、バンタンデザイン研究所の作品は全体的にリアルクローズ寄りでした。
スクールごとに作風が分かれていると感じたので、
原講師に相談し『バンタンデザイン研究所らしさ』も出せるようにました。
フィッティングの段階では、アクセサリーやバッグを持たせるアイデアもありましたが、
富永愛さんの17歳のときの写真のように洗練されたイメージに仕上げたかったので、
最終的には何も持たせない、シンプルなスタイリングでまとめました」
―― 「渋谷ファッションウィーク」に参加するモチベーションは?
「ファッション業界は、人脈が大事になると思います。
去年のイベントでも、フリーランスのモデルさん、ヘアメイクさん、他校の学生とも繋がることができました!
来週、自分が展開するブランド『ZA』の展示会をしますが、
昨年のイベントで繋がったモデルさんに出ていただきます。
同世代や、業界の先輩方との繋がりができるのも魅力だと思います!」と、笑顔で語ってくれました。
こうしたイベントに積極的に参加することで、スキルアップになり、自信がつきます。
そして、スクール内外のコネクションをも、つくることができます!!
【Shibuya Fashion Week】