ファッションショー、へアセットサロン、メイクサロン、メイドカフェからレトロ喫茶まで!個性爆誕「バンタン文化祭2024」をレポート!
バンタンデザイン研究所は、イベントが豊富!
「バンタン文化祭2024」は、年に一度行われる大規模イベント。
文化祭は、在校生(以下メンバーと表記します)たちが、
ファッションデザイン、ヘア&メイク、イラスト、グラフィックデザインなどのさまざまな分野で、
作品やプロジェクトを発表します!
11月23日(土)、11月24日(日)、中目黒1号館、中目黒3号館、中目黒6号館、
恵比寿4号館、五反田7号館の全5会場で実施されました!
バンタンデザイン研究所の他にも、
ヴィーナスアカデミー、レコールバンタン、ゲームアカデミー、バンタンクリエイターアカデミー、
KADOKAWAドワンゴ情報工科学院、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーが日々の学びを発表します。
今回は、恵比寿4号館の展示、ショップ、ファッションショーをダイジェストで紹介!
【1F グッズ販売&展示】
1Fエントランスを入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、クリエイターズマーケット!
メンバーが制作したオリジナルアクセサリー、デザインしたTシャツ、
イラストレーション、古着の販売などが行われています。
ファッションデザイン専攻2年・リナさんは「ハンドメイドアクセサリーを販売しています!
60年代の『ヒッピー』風の雰囲気とデザインがポイントです」
「ネコとパステルカラーが好きなので、2つを組み合わせてデザインしたステッカーとキーホルダーを
制作・販売しています。
特にステッカーは価格もお手頃で早々に完売。売れ行きが良くてとても嬉しいです!」
と、デザイン&イラスト専攻2年次・木山さん。
「初日に売り切れたら、1年次の応援にも行きたいです」と意気込みます。
イラストレーター専攻1年次・和田さんは
「文化祭、とても楽しいです!ライブペインティングも行っています」と教えてくれました。
1作品を完成させるのに、平均して約30時間かかっているそう。
グラフィックデザイン専攻1年・植野さんは
「文鳥を3羽飼っていて大好きなんです。イラストを描き、ロゴもトータルで考えました」
おはじき飴400円、ポストカード100円、文鳥プチギフト200円を販売。
瓶のパッケージデザインなど、細部まで考えられています!
グラフィックデザイン専攻1年・重田さんは
「私自身フラダンスをしているので、ハワイの女の子をモチーフに、
『アイビスペイント』で描きました。売れ筋はステッカーです!」
他に、スケートボード専攻によるデザインTシャツの展示も実施。
【7F ヘアメイクサロン、作品展示】
続いては7Fへ。
美容師専攻1年次は「ShadoW」と題したヘアセットサロンをオープン!
川内さん
「初めての文化祭で緊張しています!お客さまからお金をいただいて施術するのは初めて。
笑顔で接客できるか?きちんとお話できるか?ドキドキです」
店内はモノトーンでまとめ、メンバーも白トップス、黒のボトムスで統一感を出しました!
お隣は、3・4年制メディアヘアメイク専攻1年次によるメイクサロン。
大滝さん
「コンセプトは『韓国可愛い』サロンです。
フルメイクは500円で30分くらい、ポイントメイクは350円で20分くらいです!
文化祭のために、授業でもメイクを練習してきました」と話します。
メニューも、韓国で人気の「バレエコア」「韓国JK」「オータム」など
なりたいイメージに合わせて選べます!
レコールバンタンメンバーも、メイクを受けに来てくれました!
映像クリエイター専攻1年次は、
「ヴィラン」、「人魚姫」、「エルフ」など物語にまつわるオリジナルドリンクを
提供するカフェ「Fairy Tale」(意:おとぎ話)を運営。
笹渕さん
「クラスで話し合った結果、ドリンクを提供することになりました。
写真を撮りたくなるようなカラフルさにこだわって作っています!」
3・4年制映像クリエイター2年次は、
昭和ムード漂う「フォトブース&落書きせんべい」を出店。
昭和レトロなデコレーションにもご注目!
郷田さん
「去年は写真展示をしたので、何か映像作品にも応用できる『美術』的なことをしたいと思って。
いま人気の『昭和レトロ』の世界観を再現しました。
顔ハメパネルも作ったので、昔懐かしい空間を楽しんでもらえたら」とにっこり。
ちなみに、「落書きせんべい」は大判のたこせんorえびせんに、
シロップで下絵を描いてその上から色砂糖をまぶすB級グルメ。
「初めて知りました!」というお客さんに、
松本さん
「えー?知らない人もいるんですか。
自分は群馬県出身なんですが、お祭りの屋台では必ずありましたよ!」と話が弾みます。
【5F カフェ、グッズ販売、フォトブース】
ようこそ、お化け屋敷カフェへ。
ここは、3・4年制メディアヘアメイク専攻2年が運営するダークなムードのカフェ。
「企画をしたときに、お化け屋敷をやりたい人と、カフェをやりたい人が半々でした。
なので、折衷案で『お化け屋敷カフェ』に!ドリンクに虫っぽい形のグミが入っていたりします。
1年次はサロン運営で技術系の出店だったので、“文化祭っぽい”ことをしたいと思って決めました。
3年生になったら美容師国家試験を受ける準備で忙しくなります」
その3年制美容師専攻3年・有志チームは、「アクセサリー制作販売」をオープン!
推しのコスプレで接客していた富田さんは
「文化祭も最後なので、仲良しメンバーで出ています!高等部生最後の思い出にしたいです」と笑顔。
ファッション総合コース1年次は「メイドカフェ」。
高野さん
「魔法のおまじないは0円です。いかがですか?」とお客さんにオススメし
「美味しくなーれ!萌え萌えキュン♡」と、おまじないをかけていました!
お客さんから「可愛すぎる!」「尊すぎっ!」と感謝されていました。
3年制美容師専攻2年「アメリカンカフェ&フォトスポット」は、
速水さん
「アメリカのダイナーのイメージが可愛いよね、という話になってその雰囲気を表現しています!
スタッフのコーデもアメカジで統一感を出しました♪」
同じフロアの「秋のやまだ♪まつり」「屋台」などのカフェコーナーと合わせて、
展示の合間の休憩スペースとしてメンバー&ゲストが談笑したり、交流したりしていました♪
【3F 高等部3年FASHION SHOW「SPACE(宇宙)」、FASHION SHOW「VDIライン」】
いよいよラストは……バンタンデザイン研究所メンバーによるファッションショー!
当日は、ファッション・美容業界誌・「WWD」SNSチームが取材に訪れるほど注目度の高いショー!
バックステージでは、着々と準備が進められています。
第1部のテーマは「SPACE」。
宇宙をイメージしたランウェイは、渦をまくような形にセッティング。
ゲストのすぐ目の前をモデルさんが歩きます。
さらに、ルックの順番は、シルエットが小さなものから大きなものへと順に展開されました。
出展ブランドは、「RAIN DOWN」「ISSHUN ISSHUN」「Y’z {iii}」「yoshitotsubaki」
「RIKUTO SUZUKI」「SHINTARO KOMINE」。
ディレクター&楽曲制作を務めた高橋音穏(ねお)さんは、
「哲学的宇宙、物理的宇宙、デザイン的宇宙など、
解釈はあえてまとめずにデザイナー6名それぞれの解釈を尊重し、
多面的でありながらもひとつの宇宙に仕上げました。演出方法を決める過程では苦労しました」
―― 初日のショーを終えて、感想は?
高橋さん「メンバー全員が寝不足でフラフラになりながらも、
ルックの完成度を高めるために作業を進めてきました。
ショーとしてなんとか形にすることができて良かったです。
また、ゲストから『服、曲、オープニング映像共に良かった』
というお褒めの言葉もいただくことができました」
「ISSHUN ISSHUN」デザイナー・高等部3年 大城一春さんは
「過去のコレクションに最新のアイテムを足して計6体を出しました。
今回は特にシルエットを追求することができたと思います」と振り返ります。
FASHION SHOW第2部「VDI ライン」は、個性爆発する未来の電車がテーマ。
服部さんは
「入学希望者や1年生が見ても楽しめるように、身近な存在である電車から着想を得ました。
電車に乗るときは、ついつい人目を気にしてファッションやヘアメイクを
控えめにすることがあると思いますが、そういった遠慮がない自由な乗客ばかりです。
私が制作したのは『寝坊ガール』で、その日みた夢から抜け出せていないような女の子です。
個性が爆発する様子を楽しんでいただけたら嬉しいです」とメッセージ。
「バンタン文化祭」は、まさにメンバー一人ひとりの個性が爆誕する場!
ファッション、デザイン、ヘア、メイク、デザイン、イラスト、グラフィックなど
幅広いジャンルのクリエイションに触れることで、感性が刺激されたはず!
足を運んでくださったゲストの皆さま、誠にありがとうございます!