「AFC U-18」グランプリに輝いた、在校生の石月 彩色羽さん。WEGO 1.3.5…原宿竹下通り店にて、作品の受注生産展示会を開催!
パルコとバンタンが主催する、日本一の中高生デザイナーを決めるファッションコンテスト「AFC U-18」。
先日、最終審査を実施し、バンタンデザイン研究所 高等部2年の石月 彩色羽(あろは)さんが優勝しました!!
特待生としてバンタンの授業料が1年間無料になるだけでなく、「WEGO 1.3.5…原宿竹下通り店」で、自身がデザインした洋服を実売デビューできることに!!
今回は「WEGO 1.3.5…原宿竹下通り店」にて行われた受注生産展示会&石月さんへのインタビューをお届けします。
展示スペースは、WEGO 1.3.5…原宿竹下通り店を入ってすぐのスペース。ガラス張りのショーウィンドウなので、かなり目立つ場所です!
――― こうして自分の作品が展示されるのを見ていかがですか?
石月さん「単純に、すごく嬉しいです」
――― 「AFC U-18」に応募した理由は?
「クラスの友だちや、講師の方に『応募してみたら?』と背中を押してもらったから。応募したのは、高1の冬でした」
――― デザインのこだわりは?
「服全体を『袖』にしたこと。自分好みのシルエットに仕上げました。ポイントは、首、袖、裾に使っているリブです。赤は、今いちばん好きな色。トップスで着ることが多い色で、ハマっています」
――― 「AFC U-18」で印象に残っているのは?
「最終審査を通過した3人で参加した制作合宿です。コロナ禍なので、宿泊はできなかったんですが、校舎でスタッフの方々に助けられながら、制作を進めることができました。自分のデザインを形にすることができたと思います」
――― 具体的にはどのようなことを?
「パターンと呼ばれる服の設計図を引いて、トワルを作って、本縫いまでしました。リブの部分は間に合わなかったので、家で編み針2本を使って延々と編んでいましたね。old honey(オールドハニー)デザイナー・OGの原まり奈さんが、技術面だけでなくブランドを作る楽しさなども教えてくれて勉強になりました」
――― 「AFC U-18」で参加して良かったことは。
「制作合宿に関わっているのは、ファッション業界で活躍するプロフェッショナルばかりです。なので、最初から最後までとても楽しく、勉強になりました。
私は、スチール撮影にも参加させていただいたのですが、私の作品は、OGスタイリスト・菅原稔さんがスタイリングを考えてくれました。仕事の話を聞かせてくれて、『スタイリストも楽しそうだな』と世界が広がりました。今は、稔さんのアシスタントについています」
――― そうだったんですね。スタイリストアシスタントは、どんな仕事を?
「リースしたアイテムを返却したり、撮影現場に連れていっていただいたりします。デザイナーだけでなく、色んな職業を知ることができました。進路は未だ迷っていますが、視野が広がって良かったと思います」
――― スタイリストさんで衣装を制作する方もいらっしゃいますよね。逆に、参加して大変だったことはありますか?
「リブ編みの作業。何十時間もかかっているので大変でしたが、その分だけ愛着が湧きました」
――― バンタンデザイン研究所高等部を選んで良かったことはありますか?
「いちばんは、友だちや講師との出会いだと思います。みんな優しくていい人ばかりで、同じ趣味を持っているから楽しい。ファッション科は20名ほどいますが、みんな仲がいいです」
――― 好きな授業は?
「ソーイングの授業。細かい作業が好きなので」
――― ありがとうございます。後輩たちや未来のバンタンデザイン研究所高等部生に、「AFC U-18」をオススメしますか?
「はい!とても良いチャンスだと思います。不安かもしれないけれど、一つひとつ何でもチャレンジしたらいいと思います」と締めくくりました。
このインタビューの後は、テレビ局による取材が入りましたが、緊張しつつも落ち着いた様子で質問に答えていましたよ!
ファッションデザイナーを志す学生たちにとって、希望になりますね!
石月さんのこれからの活躍にも、期待しています。
【GRAND PRIX発表の様子はコチラから】
(https://www.vantan.com/topics/blog/detail/4440.php)
※取材中は、マスクを着用してお話しています。写真はインタビュー後に撮影し、スタッフはソーシャルディスタンスを確保しています