10代で世界を学ぶ、デザインの高校

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ファッション科のプレゼンテーションをレポート!

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2021.09.29大阪

こんにちは。バンタンデザイン研究所高等部です。

 

だんだん肌寒くなってきた9月、バンタンデザイン研究所高等部大阪校ファッション科のプレゼンテーションが行われました。

4月に新年度が始まり半年の成果を、仲間とデザイナーの齋藤様と五十嵐様に披露します。

 

 

 

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1年生は高校に入学して触れる新しい知識を半年の間にどれだけ吸収できたかを、デザイン画として発表しました。プレゼンテーションの方法は様々。デザイン画を画像ファイルにし、それをプロジェクターで映したり、POPを作成してコンセプトを説明したり。

 

 

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ただ、自分が着たいワンピースというだけでなく、生徒たちは様々な問題の解決法としてのワンピースを提案していきます。あるメンバー(生徒)は、「過去と未来で服のサイズが変わった時に調節できない」ことを問題点とし、ワンピースに付けられたリングやリボンなどでサイズ調整ができるものを提案。

 

 

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またあるメンバーは、アンケートを交えて自分と同年代の女性の悩みを提示。それは、「朝はギリギリまで寝ていたい」と「服の合わせ方が分からない」というもの。この2つの問題を解消するには、ワンピースが最適だと提案しました。

 

 

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いずれもよく練られており、力作ぞろい。半年前まで中学生だとは思えない出来です。

メンバーの1人、細井玲寧さんはデザイン画を描くのに早いもので30分ほど、悩むもので3~4時間かかるそう。ヌードモデルを描いたあと薄い紙を重ねてデザイン画を描くとのことでした。彼女は最終的に5点提出しましたが、下書きは沢山描いたそうです。

 

 

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デザインは1人で考えるものの、プレゼンテーションの方法は友達と相談をしたといいます。

どのような言い方が伝わりやすいか、どうすれば自分のデザインを受け入れてもらえるかを仲間と考えました。その成果が実り、とても素晴らしいプレゼンテーションになりました。

 

 

 

 

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2年生は実際にワンピースを作って発表です。ボディに着せられるものは着せ、着せられないものはハンガーにかけ壇上に立ちます。どれも力作ぞろいでした。

 

それぞれコンセプトやミューズの設定をし、作品という「結果」だけでなく、そこに至るまでの「経緯」も伝えます。

プレゼンをする生徒だけでなく、講師の方たちも真剣そのもの。

 

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デザインは沢山の工夫が施されています。着る人の骨格に着目したメンバーもいました。

例えば、がっしり骨格の人は、手首や足首をさりげなく見せることでフェミニンな印象を与えます。齋藤様は「骨格に注目したことがすごい!」と絶賛!

 

 

 

 

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ワンピースの素材にもこだわります。綿100%デニムを使う生徒や、ニット素材を使うメンバーもいました。

ニット素材を使ったメンバーは「ミシンで縫うのはとても難しかった」と言っていました。しかし、審査員からは、「17歳なら十分。これからもっと上手くなっていく」とコメントしてもらいました。

 

プレゼンを終えた2年生の小林実代さんは、「思い出や気持ちを大切に、長く寄り添う服作りをこれからも目指したい」と言いました。

そのせいか、デザインは数カ月単位で悩むことがあるのだそう。ファストファッションとは一線を画したファッションを模索するには、それぐらい時間がかかるのかもしれません。

 

 

 

 

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いよいよ3年生の発表です。3年生は自身のオリジナルブランドを発表してもらいました。

コンセプトにストーリーを持たせるため、様々な工夫を施します。あるメンバーはジオラマを作成し、またあるメンバーは実際に服を何着も作成。

イメージモデルのイラストを描く生徒もいました。力の入ったプレゼンに、審査員の方たちも前のめりになり聞き入ります。

 

 

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審査員からのコメントも熱がこもっていました。

 

 

「完成度が高い!短編映画並みにストーリーが詰め込まれている」

「ずっと続けてください。あとはどうお客さんと向き合うか」

 

 

と、生徒たちの頑張りを評価。未来に向けて背中を押してくれました。残り半年の高校生活も、これらの言葉を糧に頑張れそうですね。

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