10月30日、恵比寿の街は、すっかりハロウィンモード♪
バンタンデザイン研究所高等部では、入学検討者向けにスクール体験イベントが開催されました。
約3時間のプログラムで、2種類の「ハロウィンメイク」を学びます。
教えてくれるのは……ヘアメイクとして活躍するSakaiさん(写真中央)。
Sakaiさんは、バンタンデザイン研究所ヘアメイク学部の卒業生!
またVANTAN STUDENT FINAL 2018にて2位に入賞されるなど、在学中から活躍されていました。
バンタンデザイン研究所高等部では、現役のプロフェッショナル講師が教えてくれるのも他のスクールにはない特長です!
「今日はよろしくお願いします。みんな緊張している?大丈夫です、僕はもっと緊張しています(笑)」と、場を和ませるSakai講師。
体験イベントでは、実際の授業と同じように講師の「デモンストレーション」から始まります。
実際にタッチアップ(肌に触れてスキンケアやメイクを施す)を行うことで、プロの技術を間近で学ぶことができます。
<ドーランとお粉で作る、「スカルメイク」>
■平たい筆を使って、白いドーランを塗ります!
Sakai講師「デモンストレーションで使うのはドーランです。練りおしろいで、歌舞伎や、舞妓さんのメイクにも使われています」
塗るときは内側から外側に筆を運ぶのがポイント!
■ファンデーションの上に、お粉を塗布します!
デモンストレーションと並行して、Sakai講師にお仕事についてもインタビュー!
――― 普段のお仕事は?
「メディアに出演するタレントさん、女優さん、俳優さんなどのヘアメイクをしています。ヘアメイクと一言でいっても、ヘアのみの方、メイクのみの方もいますが僕は両方します。ときどき、アシスタントさんにお願いしてヘアメイクと同時進行でマニキュアをすることもありますよ」
――― 美容業界を目指したのは何歳ですか?
「17歳のときです。美容師は知っていたけれどヘアメイクというお仕事があることを知りませんでした。一つのサロンで施術するのではなく、色んな場所で、色んなお仕事ができるのが自分に合っているなと感じました」
■次に、まぶた全体に黒いドーランを塗っていきます。範囲は、まぶたから眉毛まで。
細い筆を使って、黒のパウダーを瞼の範囲にのせていきます。ドーランのような質感に粉を重ねることでヨレにくくなるんですよ。
■白のパウダーを使って、白と黒の目元の境界線をボカしていきます。
Sakai講師「ヘアメイクの授業で、講師に『黒がボカせたらどんな色でもボカせる』と言われました。難易度はやや高めですが挑戦してみましょう!」
――― ヘアメイクさんになるまではどのように過ごしましたか?
「アシスタントと呼ばれる助手期間がありました。師匠のもとで1年半ほど働き、2年前に独立しました」
参加者の方からも「どうしてフリーランスになったんですか?」と質問が♪
「ヘアメイクさんは、フリーランスか事務所に所属するケースが多いです。僕の場合はフリーランスの方が、自由で合っていたからです」
――― バンタンデザイン研究所で学んでよかったことは?
「技術とセンスが蓄えられたこと。モチベーションの高いメンバーが多かったです。卒展などのイベントも印象に残っていますね」
いよいよスカルメイクも仕上げ!アイライナーや黒いドーランで「ヒビ割れ」の線を描けば、できあがり!
講師の技術を見た後は、受講生も同じメイクをしていきます。「相モデル」といって、ふたり一組となり、一人が施術、一人がモデル役を務めたら交代します。両方の受講生がモデルと技術者をできるのが特徴です。
最初は緊張気味だった受講生も、メイクを進めていくうちにコツがつかめて、少しずつリラックスした表情に。
「粉をのせるときは、トントンとやさしくのせるよりもくるくるっと筆先を回してあげるイメージで行ってください。これは『ブレンディング』と呼ばれる技術です」とSakai講師。
「すみません、ヒビを書く自信がありません」と相談する参加者には……
「OK!手本を見せましょう」と、もう一度デモンストレーションを見せてくれました。「3本くらい太めの線を描いてから、派生して細い線を描くとリアルに見えますよ」と助言。
「手が震えちゃう……」と焦る受講生に
Sakai講師「いいよ!震えて大丈夫!ひび割れはむしろ、震えたほうが良い線が描けるよ」と勇気づけます。
また、「スカルメイク」の後は、人気の「傷メイク」にも挑戦しました!
参加された方は、一日で、メイクの技術がグッと上達したのではないでしょうか?
体験イベントの雰囲気を知っていただけたら嬉しいです♪
バンタンデザイン研究所高等部では毎月様々な分野のイベントを実施しています★
ファッション・ヘアメイク・美容師・スケートボード・イラスト・グラフィックデザイン・映像に興味がある方は、是非体験イベントへご参加ください!
「スキ」が見つかるかも♪
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※体験イベントは、毎月開催されない分野もございます。予めご了承ください。