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2019.10.15大阪
スケートボード&デザイン
バンタンデザイン研究所高等部 スケートボード&デザイン専攻1年に在籍し、プロスケーターとして活躍する山本勇さんにインタビューしました。
■Profile:
山本 勇 Isamu Yamamoto
北米、南米、アジアを中心に多大な人気を誇る。多くのスケートボードの大会で功績を残し、プロスケーターとして活躍。
CMや広告、TV、映画への出演も果たし、メディアではローリング・ストーン誌、新華社通信、ロイター通信など多数取り上げられ、世界から注目されているスケーターの1人である。
・World Freestyle Round-up Skateboarding Championships プロ部門3連覇中
・Streamline longboard 2018 優勝
・Streamline longboard 2019 ワンショットクラス 優勝
・中国・武漢で行われたフリースケート世界大会 ストリート部門優勝
Facebook(Isamu Yamamoto)いいね数21万人
Instagram(@isamuism)のフォロワー数4.9万人
■スケートボードを始めたきっかけと現在の活躍について
今は学生をしながらプロのスケートボード選手をしています。スケートボードを始めたのは、小学2年生の時でした。
それ以前にはジェイボードに乗っていました。そのうち、父が見せてくれた動画のフリースケートに興味を持ったんです。
その後、YouTubeで技を探したりしているうちに、ロドニー・ミューレンというスケーターの動画に衝撃を受けて、スケートボードもやってみたいと思うようになりました。
▲5月にカナダで開催されたフリースタイルスケートボードの世界大会「World Freestyle Round-up Skateboarding Championships」
アマチュアとプロの部門合わせて4回優勝を果たす。
感覚をつかんでからは大会にも出るようになって、中学2年生の時にカナダの大会で優勝したのを皮切りに世界大会で3連覇をしました。並行してフリースケートもやっており、こちらでも今年、世界大会で優勝しています。
■バンタンとスケートボードの両立について
学業の部分では月曜日に授業が集中しているので、短期間に凝縮されているのが自分に合っていると思います。
通信講座のビデオ講義で勉強していますが、わからないことはすぐに先生に聞ける環境で、わからないまま進んで嫌になることはないですね。
あとは、電車の中や練習の合間といった隙間時間を活用しています。その方が、やらないといけない時にきちんと集中できるため、だらだらすることがないように感じています。
■バンタンを選んだ理由は?
練習と勉強の両立ができると思ったからです。勉強の面でもスケートボードのことでもサポートしてもらっています。勉強時間がまとまっているので、連続した練習時間を取りやすく、自分のやりたいことを積極的にできていると思います。
■実際に通学してみてよかったなと思う部分はありますか?
スケートボードの練習を集中してできること以外では、自分の興味があるデザインや絵の勉強もできるところです。嫌だなと感じる授業はなく、むしろ毎日行きたくなる楽しい学校だと思います。
■授業はどんな感じですか?
N高等学校の授業は基本はビデオ講義を見て勉強して、わからない部分や質問はその場にいる先生に質問できます。バンタンの専門授業は、スケボーの授業以外にも、創造性やイメージを高めるような授業もあるので楽しいです。
■好きな授業や楽しいこと、得意なことを教えてください。
今のカリキュラムでは、火曜日にやっている創造性の授業が特に好きです。僕はスケートボードをデザインしたり、絵を描いたりするのが好きなので、そうした勉強もできて一石二鳥だと思っています。
授業では絵を描く以外に、段ボールで立体的なものを作ることもあります。最近では、真っ白なスニーカーを自分好みのデザインにする課題に取り組みました。
こんな感じの左右で違うデザインにしてみました。
最初はクモやドクロといったデザインをしたい気分だったのですが、もう片方を作るときに気分が変わって、お菓子みたいなポップなデザインにしてみようと思った結果、こんな感じになりました。自分的にも合格点かなと思っています。
■休みの日は何をして過ごしていますか?
滋賀から通っているので、あまりこの辺りで遊ぶことはないのですが、ストップモーションを撮るのが好きなので、
それにつかうフィギュアなどを買いにまんだらけをのぞいてみたりしています。
あとは虫が好きなので、近くの公園や山に採りに行ったりもしますね。水生昆虫のタガメが好きです。
眺めていると意外ときれいな部分や面白い部分が発見できますよ。
プロのスケーターとしてフリースタイルでスケートボードの楽しさを表現し、スケボー以外にもアーティスティックな才能を発揮して独創的なドローイングやペインティングを描くことができる勇さん。
いずれも共通するのはテクニックはさることながら、表現力。
これからも世界に向けて新しいムーブメントを生み出してくれるであろう勇さんの活躍に、今後も注目です!!