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授業風景レポート★「今を楽しんで過ごすことが大切!」坂部三樹郎講演会にて【バンタンデザイン研究所 高校 blog(ブログ)】

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2015.11.24東京

11月後半の1週間は特別授業が実施されます。

 

企業訪問したり、

デイケアセンターでメイクしたり、

美術館に行ったり・・・・

 

社会、街から学ぶ「フィールド・トリップ」という授業週間です。

 

今日は、東京コレクションで注目のファッションブランド「MIKIO SAKABE」の

デザイナー坂部三樹郎さんの講演会が実施されました。

坂部さんはバンタンの専門校で超人気の先生でもあります。

 

ホント素晴らしい話でした!!!

坂部さんの熱い熱いメッセージの一部を紹介します。

 

ファッション好きのみなさんも感じ取ってください。

 

 

坂部さんは世界3大ファッション大学の1つ、

ベルギー「アントワープ王立芸術アカデミー」を主席で卒業して、

東京で活躍する注目のデザイナーです。

 

世界で最も卒業が難しいといわれる「アントワープ」。

60人の1年生が毎年半分ずつ退学になってしまうほどで、

卒業できる学生は10数名。

 

そんな大学時代のすごい話を聞きました。

 

 

学期末に次の学年に進学するための作品審査会での出来事。

 

真っ黒な作品を4体制作して中間チェックにのぞんだ学生に教授からのコメント。

「白で制作したほうが良くない?」

 

その後、指摘を受けた学生は「最終審査」に向けて、

寝る時間を削って全ての作品を白で作り直し、

残りの4体も同じ白で制作したそう。

 

しかし、そんな努力も報われず、最終審査で下された評価は「不可」。

退学を余儀なくされたそうです。。

 

教授にいわれた通りに修正したのに・・・・なぜ??

 

 

アントワープの評価は

「人に言われて自分のやりたいことを曲げることはデザイナーとしてダメなこと。」

だそうです。

 

日本では考えられない・・・・・・

ありえない・・・・・・

 

世界ではこのような厳しい評価にさらされます。

 

逆に言えば、好きなこと、やりたいことを曲げないこと。

 

 

そして、オリジナリティを持つこと。

世の中には同じ人はだれもいない。

双子でも違う。

 

みんな違うからこそオリジナリティを持っている。

だから一人ひとりが自分らしさを追求すれば良い。

それを信じること。

オリジナリティとは何、、、今の自分でもわからない難しい質問。

みんなも自分のオリジナリティーを探して欲しい。

 

 

洋服を考えるときは「デザインする」と考えるより、

「新しい人間を作る」と考えること。

 

未来は誰も知らない新しい世界。

その未来にいる「新しい人間」を考えること。

 

 

新しいことを発表した時に必ず「反対の意見をもらうこと」がある。

「反対の意見」は重要で大切なこと。

一番ダメな反応は「無関心」「意見が出ない」こと。

 

 

発想方法には2つあると思う。

1つは色々と深く調べたり研究して、その大変な作業の中から発想して行く方法。

もう1つは「ヒラメキ」。

感覚的に「思いつく」ことも大切なこと。

 

そのためには、色々なことにアンテナを張ったり、

多くの人と会うことも大切。

 

 

 

未来のために我慢など必要ないと思う。

今を楽しまないと未来につながらない。

 

目的・目標を達成することばかり考え過ぎることは、

人間がロボットに近づいていること。

 

人間らしく目的や目標を途中で替えたり、

寄り道したり、

一瞬一瞬を大切にすること。

 

 

 

 

デザイナーで良かった。

サラリーマンの人は偉いと思う。

 

自分には決めた枠のなかで仕事ができないと思うから。

 

 

坂部さん、本当にありがとうございました!!

みんな背筋を伸ばして坂部さんの一言一言を大切に聞いています。

 

 

 

 

 

東京コレクションに「日本らしさ」を持ち込んでくれた坂部さん。

 

「日本人として自信をもっていいんだよ」

「自分らしさを出していいんだよ」

・・・・

とバンタン生に素晴らしいプレゼントをくれました。

 

次の秋冬コレクションから、再び、PARISで発表をされるとのこと。

大成功になることと確信しています!

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