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2019.10.21東京
スケートボード&デザイン
渋谷駅直結の「渋谷ストリーム」。ここで行われたイベント「NEXT GENERATIONS」に、
高等部スケートボード&デザイン専攻の学生がスタッフ&体験会の先生として参加!
WHAT IS “NEXT GENERATIONS”?
若年層U-15(中学生以下)を対象に、ストリートスポーツの振興とマナー啓蒙を目的とした通年プロジェクト。
2020年東京オリンピックで正式種目となったスケートボード(ストリート)、ブレイキン、ダブルダッチの3種目で大会を実施!
エントリーしたのは、アンダー15歳の選手たちです!
ちなみに、高等部スケートボード&デザイン専攻の学生たちは年齢制限で出場できませんでしたが、別の大役を任されていました!
それは……「U-15の若年層にスケートボードの魅力を伝えること」!!!
大会の合間に、未経験者でも参加可能なスケートボード体験会が行われています。
そこで、子どもたちにスケボーの楽しさを教える先生役に大抜擢されたんです!!
参加希望者は、まず受付へ……。
「ひじ、ひざ、手にプロテクターをつけるよ。ヘルメットもしっかりかぶろうね。」と、
優しく話しかけるのは高等部スケートボード&デザイン専攻1年の佐藤鷹来さん。
骨折をしているため教えることはできませんが、受付ブースで子どもたちにしっかりとプロテクターを装着します。
いざ、特設スケートパークへ!
「波音(はのん)です。よろしくお願いします!」と声をかけるのが、高等部スケートボード&デザイン専攻1年の齋藤さん。
おそるおそる、ボードに乗る子どもの両手を握りしめながら「体は横向きに乗るけど、動いたら前を見るんだよ!」とアドバイス。
最初は齋藤さんの両手をギュッとつかんでいた子も、10分ほど滑ると片手だけをつないでいれば、姿勢が安定するように。
少しずつ滑れるようになったら「スゴいじゃん!」と拍手!常に笑顔で褒めてあげている姿が印象的でした!
ひとり15分ほどの指導を、6名の子に教えることができました。先生役を終えてホッとした表情の齋藤さん。
——— 教えた感想は?
齋藤さん「めっちゃ頑張りました!子どもは、手をギュッと握って全体重をかけてくるので、支えるのにも力が必要ですね。
明日は筋肉痛になっているかも(笑)。でも、教えるのは楽しかったです!!」
——— 教えるのは初めてですか?
齋藤さん「妹に教えたことがあります。未だ6歳なんですが、彼女は坂道も楽々滑ることができるんですよ!
このままだと、私よりも上手になるかもっていう焦りを感じるくらいです(笑)。
でも、今日のイベントに参加した子たちはみんな初心者なので、同じノリで教えちゃダメだなって痛感!その子のレベルに合わせてあげることが大事ですね」
受付でプロテクターをつけてあげていた佐藤さんにも、聞きました。
——— イベントに参加した感想は?
佐藤さん「今はケガをしているので教えられないけれど、参加者が多いから意外と忙しかったです。
あとは、U-15の選手のすべりも間近で見ていますが、技のメイク率(成功率)が高くてうまいっすね!」
——— 競技に参加したことはある?
佐藤さん「規模は小さいですが、稲城カップという大会で優勝したことがあります。
そこでSTOKE(Stoke Skate Retail)というショップがスポンサーになってくれて。
デッキテープやスケートシューズなどを提供していただいています。」
——— スゴいですね!では、ふたりがスケボーを始めたキッカケを教えて!
佐藤さん「5歳くらいのとき、父がスケボーを買ってくれたんです。自分も子どものときはスクールに通いました。」
齋藤さん「アメリカ・カリフォルニアで暮らしていたので、カルチャーの一部だったんです。周りの子はみんな普通にできていました。」
——— 入学されて半年ほどですが、高等部スケートボード&デザイン専攻の好きなところは?
佐藤さん「スケボーだけでなく、デザインの授業もあるのがいい。ステッカーのロゴを作ったりできるから将来に役立つと思う。」
齋藤さん「私は、STORESとの産学協同プロジェクト。
ストアーズさんに、自分たちのお店のコンセプトをプレゼンしたところ採用され、実際にスケボーバッグとTシャツを売ることになりました。
機内にスケボーを持ち込める『スケボーバッグ』を試作中です!」
と生き生きと話してくれました。ふたりからは、これからのスケボー界を担っていく気概とオーラが感じられました!♪
普段は接しない子どもたちに教えることで、自分の原点も思い出せるイベントになったのではないでしょうか。